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危険生物被害レビュー〜イラモ被害〜

#マリンアクアリウム#水槽メンテナンス業者#水槽飼育

イラモ被害中

水槽飼育で遭遇する危険生物…実際に被害を受けた時の体験談をお話。

※後半被害を受けた時の手の画像を載せてます、閲覧ご注意ください!

イラモとは?

イラモ(宇久井ビジターセンター)
海中のイラモ(画像:宇久井ビジターセンター)

イラモ(学名Nausithoe racemosa 冠クラゲ目エフィラクラゲ科エフィラクラゲ属)

見た目は海藻に見えるんですが、クラゲの仲間です!

名前にも”藻”って付いてるから勘違いされがちですが、海藻とは全く関係ない生き物です。

岩にくっついて動かないだけの毒クラゲだと思ってください!

あまり認知されてないですが、けっこう危険な生物です。

なにせ海藻だと思って何の気なしに触れてしまうのが被害事例です。

水槽でどうやって被害を受ける?

これは”天然ライブロック”に混じって水槽内に入ります。

天然ライブロックに元々生えてたパターンです。

意図的に水槽に入れる人はまず居ないでしょう…

(でも蛍光グリーンタンパク質を持ってることが多いので青照明に反応してキレイな緑色になるので、それ見たさで入れてる人がいるかも?)

最近は天然ライブロックの採取規制からか流通が少なくなり人工ライブロックが主流になってきたので、水槽内にイラモが侵入する確率はかなり下がりました。

被害を受けると…(写真あり)

イラモ被害1
イラモ被害2

これは水槽内で手を動かしている時に手の甲でガッツリとイラモに触れてしまった時の被害です…。

イラモがあるのは知ってたんですが、蛍光グリーンに反応するのがキレイなのと「自分が気をつければいいだけ」と思って取り除かなかった結果、作業に集中して忘れてた時にやってしまいました…

被害の痕がキレイに消えるまでには1ヶ月強かかりました…このあたりは体質によって早く治る人もいるでしょうけど。

まず刺された瞬間は強烈な痛みが走ります。

すごく細い針を無数に刺された感じの痛みでしょうか。

刺された後すぐにお湯(40℃くらい)を溜めてそこに手を突っ込んでいる間は多少痛みは和らぎます。多分タンパク質毒なんですかね?和らぐだけで治まりはしませんでしたが。。

とはいえ客先で作業途中なのでずっとそうしてるわけにもいかず、そのままメンテナンスして帰りましたが…汗

刺された日は数時間ずっと痛かったです。

翌日になると刺されたところが何かに当たらない限りは痛くないんですが…刺されて2日くらいのうちに水膨れが酷くなって画像の感じになりました。

↑始めの画像にあるようにしばらくガーゼ巻いた生活でした。。。

実はその前にもイラモに刺されたことはあったんですが、その時は軽度だったので水膨れにもならず1週間くらいで治ったんですよね。

その経験があったので1週間近く病院にも行かずに過ごしてました。

ただ水膨れの薬指が黒ずみ始めた時に「ヤバそうだな…」と思って深夜外来に駆け込みました…

それからは薬を貰って毎日塗りながらガーゼ生活を続けました。

3週間くらい経ってから中の液が抜けて、そこからは痛みは消えて痕が消えるまで経過観察、って感じでしたね。それまで意外と痛みは続いてましたね…

病院ではどんな診断になった?

深夜外来に行った時の話。

皮膚科の先生をお願いしたいと伝えて受診。

診てもらいましたが、先生の方も「どうしたもんかな…」と戸惑った感じでした笑

ダイビングスポットの近くとかでイラモ被害が有り得る地域の先生だったらすぐに対処がわかってもらえたかもしれませんが。

とりあえずイラモと言ってもその説明から入らないといけないので、「毒クラゲに刺された感じです」と伝えました。(イラモを知ってる可能性もあるのでいちおうイラモ被害ということも伝えましたが…)

ということでクラゲやムカデに刺された時の塗り薬を処方してもらうことになりました。

ちなみに水膨れの液を抜くかどうか迷ってましたが、それはせずに自然と破れて抜けるまで待つことになりました。この判断が正解かどうかはわからなかったです…

結果としては軟膏を塗って経過観察という結末でした。

水膨れについては、個人的な感想ですが受診した時はまだ潰さない方が良かったんじゃないかな?とは思ってます。多分その時はまだ内部の治癒が不十分だったんじゃないかなと。

一番辛かったのは…

トイレがやりにくくてしょうがなかったですね…

次に風呂でしょうか。

右手が被害を受けたので書き物も難しかったですね、

車の運転は意外と出来ましたが。指はちょっと曲がるのでハンドルは握れたんですよね。


こんな感じで、1ヶ月強しんどい思いをしました、、、

アクアリウムであまり遭遇する機会は無いと思いますが、シュノーケルやダイビングをする方はいるかもしれないのでご注意ください!

ちなみに対策するとすれば薄手でもいいから手袋をすることですね。

水槽の岩を触るときはウミケムシ被害を避けるために手袋をするといいですし、ダイビングでもこういった被害があり得るので着底や岩に手をつくのは非推奨ですからね。

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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