ヒトデの再生能力

水槽のアクセントとして、残りエサの処理役として、ヒトデを入れている水槽もあります。
このヒトデは再生能力が高いことで有名です。
ヒトデの持つ再生能力
再生能力が高い生き物はけっこう知られています。前回記事にしたナマコもそうですし、淡水に生息するプラナリアなんかは実験生物として知名度も高いですね。

しかしヒトデの再生能力もなかなかのもの。なんなら足1本からでも体全体を復活させることだってあります!
これについては再生医療の分野でも研究されてますが、どうやら様々な器官の細胞に変化できる『幹細胞』と同じ役割を持つ細胞を多く持っているようで、失った部位も再生できるようです。
どんな部位にだって変化できる細胞があることでこのような芸当ができるようです!スゴイ!
天敵からの逃亡や種の繁栄にも便利
この再生能力があることで、「天敵に襲われた!」という場面でも足を犠牲に逃げおおせることも出来たりします。逃げ延びた先でゆっくり再生するのを待てばいいわけですから。

この写真もおそらく千切れた足からまた再生している状態です。
そして千切れた足1本からでも再生できるんだから当然繫殖行動においても有利です!
なかには自ら体を真っ二つに分けて分裂するヒトデもいます。
それでも亡くなることはある…
そんな再生能力があるもんだから不死身に思えてしまいますが、やっぱり死んじゃうことはあるんですよね…不思議なもので。
死亡要因としては寿命だったり水質が合わなくて溶けちゃうとかです。酸欠が起きた水槽でもダメですね、再生能力は細胞のチカラなので、細胞が呼吸できないとダメなので死んじゃいます…
切断には強いけど、やはり生き物である以上細胞の活動が停止するような事態には耐えられないんですね…
なおヒトデもナマコ同様、死ぬと毒素が出ることがありますのでご注意を!この毒成分は『サポニン』と言います。共通項が多いヒトデとナマコ。再生能力の本質はこのサポニンにあったりしないんでしょうかね??
