比重はなぜ温度で変化する?
海水を作るときは温度を合わせないと比重が変化する。なので温度合わせは重要。
しかしなぜ比重は温度変化でこんなに変化してしまうのか?これについて解説します。
比重とは??
正しい説明としては【4℃の純水(密度1.000)に対してどれだけ重いかを示す値】とのこと。
例えば比重1.025の海水は、純水と比べて2.5%重くなる、ということです。
とりあえず数値が高くなるほど重くなる、つまり塩分が沢山溶け込んでると思ってください。
理由は水の大きさが温度によって変わるから
”水の大きさ”というのは表現としては違っていて、正確には”水の密度”なんですが…ここではわかりやすく大きさと表現します…。
そして水というのは温度が上がると膨張して『大きく』なります。逆に温度が下がると収縮して『小さく』なります。
しかし水に溶け込んでる塩分は温度変化の影響をあまり受けません。
そうすると水1粒の中に溶けている塩分の割合が変化するんですね。

こちらイメージですが…25℃の水1粒に塩分が溶け込んでます。(わかりやすく比重から塩分濃度に書き換えてますが…)
こちらの水には35‰、つまり3.5%の塩分が溶け込んでます。

この水の温度が20℃になったら…
水が冷たくなると水分は収縮して小さくなります。しかし塩分は収縮しません。
すると水の量に対して塩分の割合が増えます。相対的に塩分が多くなります。なので3.5%だった塩分は4%(40‰)になるんです。
わかりやすく塩分濃度で表現しましたが、これが比重の場合は密度を基準に考えます。ややこしくなるので省きますが、密度で考えても水が冷たくなると比重は上がります。
【まとめ】
比重が温度で変化するのは、水が温度によって大きくなったり小さくなったりするから(正確には密度が変わる)
水温が上がると比重は下がる
水温が下がると比重は上がる
