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名前の最後にある”sp.”とは?

#サンゴ#水槽飼育#海水魚#熱帯魚

アクアリウムのショップに行ったときに

魚の名前の最後に『~ sp』とついてるのを見たことありませんか?

「そういう名前なのかな?」と思った方もいるかもしれませんが、この正体についてです!

“~sp.”は『~の一種』って意味です!

この“sp”の意味は『~の一種』って意味です!『species』(生物の種)の略です。

例えば

  • アピストグラマのアガシジィだけど、どの種か特定はできない→アピストグラマsp.
  • コモンサンゴだけどどの品種かは特定できない→コモンサンゴsp.
  • チョウチョウウオの幼魚だけど、どの種かわからない→チョウチョウウオyg sp.
    ※ygは幼魚の略です

こんな感じで、○○属ってとこまでは特徴からわかってるけど、どの魚か断定できないって時に使われます!

ショップでも問屋から仕入れたときにオマケでよく分からない魚が入ってたり

オーダーした魚とは似てるけど違うのが届いて、特定ができない

ってパターンがあるようです…笑

例えばサンゴでもspってけっこう売られてまして

spだから微妙に種類が違ってて飼育がうまくできない…ってデメリットがあったりする一方、

spゆえに予想外の色彩変化を見せてくれるサンゴに出会えることもあります!SPSは特にこういったパターンがあるそうで、ある意味宝探しのような楽しさもあるんですよね~

そんなわけなので、この辺を頭に入れて名前を見れば

カタカナ横文字やアルファベットだらけの名前でも少しわかりやすく見れるかもしれませんね!

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤めたのち独立。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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