養殖業視点から見るリムフォシスティス病

海水魚水槽の病気で知られるリムフォシスティス病は養殖業界でも著名な病気。
養殖業界におけるリムフォシスティス病はどのぐらい脅威的で、どんな対策が取られているか?
そこを知ることで水槽でのリムフォ対策のヒントを探りましょう!
養殖場でのリムフォシスティス病
主に養殖のスズキ、マダイ、ブリ、ヒラメなどで見られる病気。天然のヒラメでも発症が確認されたこともあるのだとか。白点病は天然の魚では発生しないと言われることもあるんですが、リムフォは確認されてるのは意外です。
リムフォシスティス(リンホシスチス)は養殖業界でもかなり古くから知られている病気のようです。
それとリムフォは海水の病気のイメージですが、淡水魚の養殖場でも発生するようですよ。
症状
これは水槽内と同様で、ヒレや体に水疱様の白い罹患細胞が出現します。カリフラワー病とも言われますが、まさに魚にカリフラワーが生えてるような様子から付けられた別称ですね。
この白いカリフラワーは皮膚結合組織細胞という、ウイルスに侵された細胞(リンホシスチス細胞)によってこうなってるんです。細胞に異常が発生するけど原因はウイルスなんです。
病魚・養殖業界への影響
病状はけっこう痛々しいしどんどん広がっていきますが、致死率はかなり低いようです。ただ見た目の悪さで商品価値が著しく下がってしまうので業者としてはかなり痛手になるようです。
症状は数か月で自然治癒するんですが、病気が口周辺に発生するとエサを上手く食べられずに亡くなってしまうことがあるので注意。。
病気の終息から考えるリムフォの弱点
養殖場で発生するリムフォは春に出始め、秋には終息するようです。そして病気のピークは夏。
つまり水温上昇期によく発生する病気のようです。当然温度だけが発生原因ではないでしょうが…
水槽内では通年温度を変えないことが多いので温度変化によってリムフォが発生するという現象には遭遇しないかもしれませんが、発生した時は水温設定が高い可能性があるかもしれませんね。

