魚の性転換についての説~なぜ性転換ができるの!?

魚には性転換するものがいます。特に海水魚では多くの魚が性転換することが知られています。
魚の世界では特に珍しいことではありませんが、人間からするとビックリな生態ですよね。
このビックリ機能の性転換はなぜ行われるのか?人間では不可能な事象を当然のように行えるのはなぜか?そのあたりについてちょっとお話ししてみようと思います!
性転換できる魚の一例
まずはざっと性転換ができる魚たちを一部ご紹介。

まずはこの画像の中に写っている『カクレクマノミ』と『キンギョハナダイ』。クマノミとハナダイはほとんどの種類が性転換可能です。

コチラの『ミズタマヤッコ』も性転換をするヤッコ。この画像はオス。

ハナヒゲウツボも性転換をします。この画像はオス。

イエローコリスも性転換します。同種のキュウセンなどベラ科も性転換する種です。キュウセンは後でオス・先にメスになる”雌性先熟”ですが、最初からオスで生まれたり、オスとメスを何度も入れ替わったりとちょっと不思議な転換の仕方が知られてます。
とまぁ、取り上げだしたらキリがないくらい性転換する海水魚はいるわけなんです。
どうして性転換なんて事ができるのか?!
性転換の仕組みはハッキリとは明らかにされては無いみたい…なんですが、『おそらくこうだろう』というところまでは到達しているそうです。
人間からすると有り得ない変化の仕方ではありますが、なぜこんなことが可能なのか?それについての説が
1.オスとメス、始めから両方の機能を持って生まれてくるから
魚は最初からオスとメスの両方の機能を備えて生まれているから転換が可能、という話。
人間は受精卵ができ、母親のお腹の中である程度時間が経った時には性別が決定しているので、生まれた後に性別を変えることはできません。(人間も途中までは全員女性で成長が進んでて、途中で性別が決まって男性になる、って話を聞いたことがありますが…これを性転換と言うかどうかは難しいところ笑)
しかし両方の機能を持って生まれたのであれば、後から性別を変えることもできそうですよね。
2.ホルモンを操作して性別を変化させている
これは説というより科学的に立証されてるとか。なんでも性別ホルモンの分泌をコントロールできるので、それで性転換しているんだそうです。
魚が精巣と卵巣、両方を体内に持っている時に(↑の1で両方の機能を持つとはこの状態。どちらも持って生まれてる魚はけっこういる)
精巣を成長させるホルモンをガンガン出すことで精巣が発達してオスに変化するそうです。驚くべきは身体的特徴だけでなく行動や異性への行動もオスとしての思考になっていくそうです!これはホルモンの働きかけで脳がそのように変化するので、心も体もオスになっちゃうんですって。
人間でも男性も少しは女性ホルモンを持っていて、その逆も然りなので。実は人間も性転換の可能性を持ってるんじゃないか?とも思える内容でしたね。実際思考や肌の感じが女性っぽい男性はいますし、身体的特徴も手術で変えることはほぼできますからね…
【まとめ】
まとめると『魚はオスとメス、両方の機能を持って生まれるから性転換が可能!』という感じです!
実際これが種族の生存戦略としては非常に理にかなってますからね。「パートナーが居ないなら作ればいいじゃない」と言わんばかりの、「メスが居ないならオレがメスになったるわ!」ってことができちゃうわけです。
生命の神秘はスゴイ!
