水の硬度~GHとTH

水の硬度。一般的にも『軟水』『硬水』と聞くので馴染みはあると思います。
海水の硬度は高すぎて測れませんので、あまり触れてきませんでしたが
アクアリウムをする上ではよく聞くワードなので解説。
GH
総硬度。General Hardnessの略。ドイツ硬度と言われる。単位は”°dH”
硬度とはカルシウムイオンCa⁺⁺とマグネシウムイオンMg⁺⁺の総量を表す。
イオンとか言ってるけど簡単にCaとMgを測ってという認識でOK。これらをいわゆる”ミネラル”と言っている。
多くの水草水槽では軟水(GH1~3°dHくらい)が推奨される。
エビはカルシウムがあった方が殻を作るのに最適なので、それより高いGHが理想とされる。
(ただし厳密にはGHはカルシウムCaの値ではなくCa+Mgの値なのでGHが高いからと言ってCaが高いとは限らないことに注意)
TH
全硬度。Total Hardnessの略。
ドイツ硬度のGHの方がアクアリウムでは馴染みがあるが、呼び方が違うだけでGHもTHも同じことを言っている。

