人工海水こそ最良の添加剤である

こんにちは!いつも閲覧ありがとうございます!
愛媛・高知エリアで水槽メンテナンスサービスをしているAQUASCAPEです。
前回添加剤について触れた記事を書きましたが、その連なりで
なんやかんや言うけど一番便利な添加剤はどれなのか?

それは人工海水ですよ!

という話をします!
人工海水は幾本の添加剤に匹敵するコスパ
待て待て、添加剤の話をしてるのに人工海水のことは聞いてないよ…となりそうなところですが、、、
前回の話で添加剤を使用してると成分不足や過剰でバランスが崩れることがあるという主旨の話をしましたね。
成分バランスをとった添加剤としてTropic MarinのAll-For-Reefを挙げました。
しかしそれ以上に成分バランスを調整したものは人工海水です!
添加剤は数種類の成分を調整してこれ1本で…って言ってますが、考えてみれば人工海水は海を成してる全ての成分をバランスよく調整しているのです。
KHの添加剤に数千円、さらにヨウ素の添加剤に数千円…と複数添加剤を使うとけっこうお金がかかります。でも人工海水って数十~数百リッターの量で数千円。1本の添加剤とほぼ同じ額で全ての成分を調整した海水を作れるのです。
こう考えると人工海水ってすごくコスパがいい存在なんですよね!
困ったら水換えを…は成分バランスをリセットする最適解
水槽でトラブルが発生した時や不調の原因がわからないときはひとまず水換えを…という対策は一般的な方法だと思います。
メンテナンス業者としては『とりあえず水換え』という場当たり的な対応は注意したいところなのですが…【人工海水は最良の添加剤である】ことを考えるとこの行動はかなり理にかなっている行動でもあります。
トラブルの原因にはアンモニアや硫化水素が沸いてたり、成分バランスが崩れてサンゴが不調だったり…など様々考えられますが、多くは水換えをして悪い成分を抜いたり成分バランスをリセットすることで快方に向かいます。その手段として水換えが最適なわけです!
なので普段の水換えは1週間で10~20%とか、急激な変化を起こさないよう定期的に少量ずつを推奨されていますが、
そのサイクルの中に2~3か月に1回、50~70%の大量水換えをメンテナンスサイクルに組み込んでいる方もおられます。それは次第にずれていく成分バランスをリセットする目的でそうしているんですね!
なので必ずしも大量水換えが悪いわけではなく、このような目的をもって行うならそれは正しいメンテナンス方法になるわけですね。
とりあえずの水換えが悪影響を及ぼすとすれば、
- まだ立ち上げたばかりの初期段階でバクテリアが育っておらず濾過サイクルが出来上がってないときに水換えばかりしてると濾過が出来上がらない…とか
- 今の水環境に慣れた生体に対して大量の水換えをしてしまうと変化の振り幅が大きすぎて生体がダメになっちゃう、というパターンですかね。
人工海水で維持するか?添加剤で維持するか??
「ならば添加剤なんて買うだけ無駄なのか?」と思っちゃう方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
人工海水は溶かして濃度調整して…と作るのが手間ですが、添加剤は規定量を計算して添加すればそれで終わりというメリットがありますからね。
なのでどのように管理していくか、アナタのスタイルに合わせて選ぶのがいいですよ~
人工海水で維持
→毎回の試薬チェックとか、面倒なことは極力避けたい!とりあえず水換えで維持するよ!って方はコチラ(それでも試薬チェックは定期的にした方がいいですよ~)
添加剤で維持
→試薬チェックして緻密に管理したい、むしろ人工海水作るの面倒だわ!って方はコチラ。
そんな感じの分かれ方ですかね~
【まとめ】
- 人工海水は全ての成分をバランスよく調整している
- 水換えは成分バランスをリセットする手段にもなりえる
以上【人工海水は最良の添加剤である】という話でした。
添加剤を使いすぎて不調に陥っている方は一度添加剤を止めて水換えでリセットしてから添加剤の量とサイクルを見直してみましょう!

