水槽の砂について知ろう

こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます!
愛媛で水槽メンテナンスサービスをしております、AQUASCAPEです!!
今回からは水槽の中のレイアウト物についての話をしていきます!
その中でも今回は砂について、解説していきますね。
≪砂は入れるべき?入れないべき?≫
早速アクアリストの中で論争になりやすいテーマです。。
筆者的に海水水槽を始めようと考えている方にオススメするなら、
砂は入れましょう!その方がきっと楽しめます!!
砂を入れるのか、入れないのか?
これは細かく話すとまた長くなっちゃうので…汗
手短に砂有りと無しの違いだけ言いますね、
【砂があると…】
- デザイン性がいい
- バクテリアの数を確保できる
- 掃除が面倒になる
- 魚や水流ポンプで巻き上げると病気発生のリスクがある
【砂が無いと…】
- デザイン性が良くない…
- 砂で生活する生き物が飼いにくい(チンアナゴ、共生エビとハゼetc)
- 掃除がラクになる
- 病気の発生リスクが減る
- 薬が使いやすくなる
だいたいこんな感じ。
それぞれ細かく説明したいところですが、シリーズが終わらなくなるので…笑
こんな感じで要点だけ抑えてください。
そのうえで水槽を楽しむことを考えれば『砂を入れる』ことを推奨しますので
この後は砂を入れる前提でお話ししていきますね。
≪どの砂を選べばいい?≫
はい、これもいろいろと製品によって細かく違いがあるんですが、長くなるので…汗
次の2点だけに注目して考えてください!
①砂の粒の大きさ
大きめの粒か、細かい粒か。
これはアナタの好みで選んでもらっていいです!
筆者的には細かい粒の方がキレイかと思いますね。
ただ粒が細かいと舞い上がりやすくなるのと掃除が少し難しくなります。
大きめの粒なら舞いにくく掃除もしやすいです。
雰囲気的には海底というより磯場の印象が出るレイアウトになりますね。
お好きにお選びください!
②バクテリア付きの砂かどうか
『砂にあらかじめバクテリアを沁み込ませてます』って砂が売ってます。
これもホントに効果があるのか?って論争はあるんですけどね…汗
とりあえずバクテリア付きの砂を使えばいいでしょう!
魚が飼えるようになるのが早くなりますので。
バクテリアが付いてない普通の砂でもいいのはいいです。
バクテリアまで選別して創り込みたい方はこっちがいいんじゃないかな笑
この2点を意識して砂を選んでみてください。
ちなみに、砂は洗ってから入れないと
いざ海水入れたときに凄く濁ってしまいます…
なので洗ってから使いましょう。
ただし!!バクテリア付きの砂については洗わないでそのまま使ってください。
無洗米と同じです。
≪砂の量はどのくらい入れる?≫
砂の量、つまり『何センチの厚さで敷くか?』について。
先にオススメを言うと2~3cmくらいの厚さで敷くといいでしょう!
おそらく砂を入れる入れない論争で要点になるのがこの『厚さ』についてでして。
ポイントになるのが『嫌気層を作るかどうか』で砂の厚みの選択が変わるんですね。
その厚さによって選ぶ砂も変わってくるんですが…嫌気層の話をするとかなり難しい話になるので
このあたりはまた別の機会でお話しします。
とりあえず初めての海水水槽を楽しむならそのあたり難しく考えずに
砂入れて見栄えよく楽しみましょう!
例えば30cm水槽なら2kgくらいでちょうどいいと思います!
≪オススメの商品はある?≫

こちらは特にコレっていうオススメは無いかな…汗
細かく言うと『アラゴナイト系』とか『カルサイト系』とかややこしくなっちゃうので
先ほど説明した『粒の大きさ』『バクテリア付きかどうか』の2点を意識して選んでもらえるといいでしょう!
↑で画像のせてるのは『シンセー コーラルサンド』ですが、けっこうリーズナブルです!
【まとめ】
- 砂は入れた方が楽しめるでしょう
- 『粒の大きさ』と『バクテリア付きかどうか』で選ぶ
- 厚さは2~3cmくらい
こんな感じ。まずは深く考えずに楽しめるように砂入れて海水水槽をスタートさせるといいですよ!
以上が水槽に敷く砂についての解説でした!

