危険?!ラッパウニ(神経毒)~人によっては平気?~

見た目はトゲもなくウニと気付かないかもしれないこの生き物、ご存知でしょうか?よくいるのにカモフラージュしてるので知らぬ間に触れて被害に逢うかもしれない子の生物。
今回は『ラッパウニ』についての解説。
”転ばぬ先の杖”ということでこの毒について知り、安全なマリンアクアライフを楽しみましょう!
ラッパウニの毒は神経毒
ラッパウニはアクアリウムで流通してるのは見たことがありませんが、ダイビングをしてると普通に見られる種類。ウニはウニでもこの特殊な形、棘が針じゃなくてラッパ状(叉棘”サキョク”という)になってるのでラッパウニです。
そんなラッパウニですが、毒は神経毒ということはわかっているんですが成分名については出てきませんでした…
毒は強い?弱い?
成分がわからないとなると、気になるのはその毒の強さ。
”神経毒”というと基本的に強力な毒という印象が強いと思いますが、実はラッパウニの毒については私もいろんな意見を聞きます。
刺されても気付かないというくらい平気な人もいますが、刺されて呼吸困難になる人もいたりします。それで溺れて亡くなった事例も過去にあるようです。
人によるという部分はありますが、触らないのが懸命です…
刺されないために…
ダイビング中に遭遇する確率は高いのですが、この棘の特徴を知っていればガンガゼより恐くない存在。それは厚手の手袋をすること!
このラッパウニの毒がある部分は叉棘=ラッパのフチ部分に白い小さなトゲが輪っか状についてます。触れるとこの輪っか状の棘が吸い付くように刺さるんです。なのでトゲ自体は非常に小さいです。
実際ダイビング中にダイビンググローブでラッパウニを触ったことがあります(触ったというより触れてしまったんですが…)その時は全く影響がありませんでした。手袋にはしっかり輪っかのトゲがついてましたが。ただビニール手袋とか薄手のものでは防げるかどうかわからないので、厚手のものを選びましょうね。
飼育しても面白いかもしれない
危険生物のラッパウニですが、飼育してみると意外と面白いかもしれない。
いろんなものをくっつける

ラッパウニはいろんなものを体にくっつける習性があります。習性といっても、全身から足(管足)が出てるので本人からするとただしがみついてるだけかもしれませんが…そのせいでラッパウニと気付かず踏んでしまわないように!
なので貝殻や小石、海藻などを纏ってることが多いです。カモフラージュしてるのか、意図せずそうなってるのかはわかりませんが…
共生する生き物もいる
そんなラッパウニのトゲの隙間に隠れて共生する生き物もいます。
代表的なのはゼブラガニ。実際にラッパウニに入ってるゼブラガニは見事な擬態っぷりです。

【まとめ】
- ラッパウニの毒は神経毒だが成分は判明してない模様
- 毒トゲは小さいので厚手の手袋をしていれば大丈夫
