魚の発送方法‼ | AQUASCAPE

BLOG & INFO

ブログ

魚の発送方法‼

#水槽メンテナンス業者#水槽飼育#海水魚#熱帯魚#生体発送

アクアリウムをしていると『魚を発送する』という場面に出くわすことがありませんか?

友人に譲るとか、ネット通販で販売したとか…いざそうなった時に「どうやって発送しよう…?」と悩んだことはありませんか??

今回はそんな時に役立つ、魚の発送方法について解説していきます!

パッキング袋

パッキング袋の特徴(R底)
↑袋の底が曲がっている(Rが付いてる)のが熱帯魚用パッキング袋の特徴

熱帯魚を発送するならパッキング袋が必要になるでしょう!

このパッキング袋ですが、食品などに使うものとは違ってちゃんと熱帯魚用があるんです。

画像の袋、底が直角じゃなくて曲がっています。『Rを付ける』って言いますが、これが熱帯魚用のパッキング袋の特徴。

なぜこうなっているかと言うと、袋の底が直角になってるとそこに魚が頭を突っ込んで挟まり動けなくなって死んじゃう可能性が高くなるからです。魚って基本的に海底に向かって逃げますからね~

そして大きめの魚だったり、ヒレの棘が鋭い(棘条)の魚の場合は袋を二重、または三重にして送るといいです。

パッキング袋二重
パッキング袋二重2

こんな感じ。そして袋の間に紙を挟んでおくと穴開きのリスクをちょっと減らせます。

紙を挟むのは穴が開くリスク回避以外にも『魚の視界を隠す・袋内を暗くする』という理由もあります。

袋そのままだと周りの景色の変化に驚いて中で暴れ回るので、すぐに袋が破けたり酸素の消費が激しくなります。

また袋を覆って暗くしておけば魚が眠ってくれて酸素消費を抑えることもできます。

酸素ボンベ

袋に入れたら酸素を入れておくのがベター。露店の金魚すくいでも酸素を入れてくれるのを見たことあるんじゃないでしょうか?あれです!

酸素ボンベ

https://item.rakuten.co.jp/free-wind/10000453

「そうは言われても、そんな本格的なの持ってないよ…」ってご意見がほとんどかと思います…汗

↑のリンクの製品も酸素ボンベは付いてません。というのも酸素ボンベは『購入』では無く、業者からレンタルするものですので、普通は持ってないですよね…。

でも一般家庭でこんな設備は必要ありません!ガスボンベサイズの酸素ボンベがあるのでそれを使いましょう。

酸素ボンベ缶
↑アクア用品でお馴染みのKOTOBUKIが販売している酸素ボンベ

そして酸素を入れる目的は酸欠防止だけではありません。袋に空気を入れておくことで潰れるのを防ぐためでもあるんです。

輪ゴム

輪ゴム
175

酸素を入れたら当然袋を縛らないといけませんね。普通の輪ゴムでもできなくはないですが、出来れば太めの輪ゴムがいいです。

↑のオーバンドの#175番くらいの輪ゴムがいいですね!

縛り方は業者がやるやり方があるのですが、動画じゃないとイマイチ説明ができないもんで…汗

とはいえ水が出てこなければOKなので、しっかり袋の口を捻じって輪ゴムぐるぐる巻きにすれば発送は可能ですよー

発泡スチロール

発送用発泡
↑問屋が使うのは発泡がピッタリ入る段ボールに入った発泡スチロール

魚を入れる箱は発泡スチロールを使いましょう!普通の段ボールにそのまま入れて発送は止めましょう…運送会社の混載で確実に潰れます…

発泡スチロールを使うのは

  • 潰れ防止・衝撃吸収
  • 温度維持

というしっかりした理由があります!

パッキング袋

そしてパッキング袋は横にせず、立てて入れましょう!横にして入れると運送中に袋の中で水が揺れに揺れて津波状態、魚が呼吸できなくなります…!立てておくと水の横揺れが少なくなりますので。

あとパッキング袋は1つ1つ新聞紙などで包んでおくと温度維持がしやすくなります。魚の視界を遮る効果もありますからね。

保冷材 ※夏限定

温度が高い初夏~秋くらいまでは保冷材を入れておきましょう。

冷凍ペットボトルでもダメじゃないですが、保冷材の方が凍った状態が長持ちするので安心です。

ケーキを買ったときなど手に入る保冷材はいくつかストックしておきましょう!

そして保冷材はパッキング袋に直接触れない場所に!水が冷えすぎてしまいます。保冷材自体は紙で包んでおきましょう。

カイロ ※冬限定

冬場は水がキンキンに冷えないようカイロを入れておきましょう。

カイロはフタの裏に貼り付けたり、隙間に入れるならパッキング袋に直接当たらないよう、カイロ自体も軽く紙で包んでおきましょう。

そしてカイロを入れるときの注意点【発泡スチロールに通気口を開けておく】ことです!

カイロは空気に反応して発熱するので、密閉してしまうと温度が上がりません。

発泡をテープ止めするときに通気口を塞がないようご注意くださいね!

あと、もう一つ注意点が…カイロは空輸便NGです‼なので沖縄・北海道は必然カイロ無しで送らないといけません。

保冷材を熱々にして保冷バッグなどに包んで発泡内の温度をなるべくキープさせる工夫が必要でしょう…

空輸便エリアはプロショップとかじゃないと難しいと思います…

ご近所さんへの配送ならバケツ移動でOK

生体輸送用バケツ
↑電池式エアーポンプ用の穴を開ければ魚輸送用バケツが完成

車で2~3時間の友人宅へ持っていくとかならバケツに電池式エアーポンプでも大丈夫、むしろパッキングよりこっちの方が安心です!

バケツはフタが密閉できるものを使いましょう。RedSeaの人工海水バケツ(660L用)はフタがねじ込み式なので水が漏れることがないので便利でしたね~

こちらのフタにエアチューブを通す穴と、空気を逃がす小さな穴を開ければ完成です!

バケツトリートメント
↑実際半日くらいは余裕でもちます!

【まとめ】

発送に必要なもの

  • パッキング袋(R底)
  • 酸素ボンベ
  • 輪ゴム
  • 発泡スチロール
  • ※保冷材・カイロ
  • 近場の輸送ならバケツ&電池式エアーポンプでOK

こちらの用品を揃えてアクアリスト同士で生体交換などお楽しみください!!

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

コメントは受け付けていません。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2025 AQUASCAPE All Rights Reserved.

CLOSE