濾材としてのライブロック~意外な使い方 | AQUASCAPE

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濾材としてのライブロック~意外な使い方

#マリンアクアリウム#水槽メンテナンス業者#水槽飼育#海水魚

↑ライブロックじゃなくてウミウシの写真だけど…周りの岩はヒライボ付のキレイなライブロック(撮影地:高知県土佐清水市竜串)

濾材にもいろんな種類がありますが、市販の濾材ではなく天然ライブロックをそのまま濾材として使うことも可能なんです!

ただ、これはほぼOF水槽の濾過槽において有効な方法です。外部フィルターに使うこともできなくはないですが…あまりオススメしないかな。そのあたりのお話です。

天然ライブロック自体が濾過能力高く濾材に匹敵する

ナチュラルシステムの話でも触れましたが、ライブロックはレイアウト物としての価値だけではなく、濾過能力の高さも魅力です。

それはライブロックの多孔質な構造と天然モノだからこその微生物の恩恵を受けられることによるものです。ナチュラルシステムはこれを最大限活用する方法ですからね。

なのでOF水槽の濾材室には天然ライブロックを投入している方もけっこういます。

なので水槽導入時にレイアウト物も濾材も…といろんな資材選ぶのが大変なら多めにライブロック頼んでおけば余ったヤツをそのまま濾材として運用するのもアリですよ~

市販の濾材はバクテリア定着に時間がかかるので、むしろ初期の濾材こそライブロックという選択は理に適ってますね~

ライブロックは生き物!管理を怠らないこと

大事なのが天然ライブロックは生き物と同じ。管理を怠らないようにしないといけない点に注意です!

天然ライブロックには微生物が住み着いているので、それらが死んでしまうとむしろ有害物質を垂れ流すデスロックと化してしまうので気を付けましょう。

その観点からOF濾過槽に濾材として天然ライブロックを選ぶのはいいが、外部フィルターにはあまりオススメしてません。

OF濾過槽で天然ライブロックを管理するときは照明をつけた方が管理しやすいと思います。それができるのがOF濾過槽なんですね。

というのも、ライブロックの状態の目安となる石灰藻はある程度の光が必要。光が無いと石灰藻が消失していきます。そうするとライブロックの質がどんどん落ちるんですよね…

光が無い環境でも劣化しないこともあるんですが…あった方が藻類の活動もあるのでライブロックを維持しやすいです。

その点外部フィルターだと光の問題があってオススメできません。

普通の濾材は光が要らないので、追加の機材が必要になりますが…この機会に濾過室にライト点けちゃえば掃除とか楽ですよ~

ライブロックの掃除も忘れずに!

濾過槽に入れるとなると本水槽以上にデトリタスなど汚れは溜まりやすいです。ライブロックに汚れが積もらないように定期的に掃除しましょう

汚れが表面に被ってしまうと呼吸や光合成が阻害されて質の低下に繋がりますし、水流がうまく当たらずにこれもまた質の低下に繋がります。

手間は普通の濾材よりかかるかもしれませんが、キレイに維持しておけば本水槽のライブロックとしてそのまま使うこともできますのでメリットたくさんです!

【まとめ】

  • 天然ライブロックは濾材としても使える
  • その場合は照明を点けてあげた方がいい
  • ライブロックの掃除も忘れないこと

以上、レイアウトだけじゃない天然ライブロックの利用方法、濾材としての天然ライブロックの話でした!

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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