外掛けフィルター
こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます！
愛媛で水槽メンテナンスサービスをしております、AQUASCAPEです。
今回からは、前回触れた濾過装置のタイプについて個別に説明していこうかと思います。
最初は小型水槽にお馴染みの外掛けフィルターについて触れていきます。
これらですね。
水槽に引っ掛けるだけで使えるので
- 小型水槽のメイン濾過装置としても
- 60cmくらいの水槽の濾過補助としても
活躍できます。
「見た目がとってつけたみたいで嫌なんですよね」って声も聞いたことがありますが…汗
まずはメリットの部分に触れていきましょう！
≪サブフィルターとしても使える≫
↑で少し触れましたが、簡単に設置できるので
元々つけてる濾過装置と別に追加で濾過装置として使えるんです！
底面フィルターと連結して使ったり、外部濾過の水槽にも追加できます。
でも「外部濾過ついてるなら外掛け追加しなくてもいいのでは？」と思うかもしれません。
ここでポイントなんですが、
【メインと違う濾過材や 吸着剤を簡単に追加できる】ところです！！
例えば外部フィルターですが、中身の掃除だったり濾過材の取り出しってけっこう面倒に感じるんですよね。
でも外掛けフィルターはフタ取ればすぐに交換ができるんです。
1週間ごとに交換したい吸着剤や活性炭など、交換スパンが早いものは外掛けフィルターで運用するとラクになるんですね～～
ちょっと待って、突然出てきた吸着剤って何ですか？？
ってなると思います、、
これは後々解説記事作るのでここでは簡単に説明します、これはざっくり言うと
『汚れとるアイテム』です。
トイレの芳香剤が嫌な臭いをビーズで吸い取って除去してますよね、あんな感じで汚れを取るものって認識でOKです。
≪濾過材を自由に変えて使い方をアレンジしやすい≫
これは↑で言った通りなんですが、補足的に説明しますね。
ちょっとGEXさんの製品画像拝借しますが…
外掛けフィルターってだいたいこういう交換濾材が付属してます。
フィルターもこれが挿せるように作られてます。
こちらは汚れを濾しとるマットタイプだったり
水の黄ばみを取り除く活性炭タイプだったり
何種類かあるのですが、もともとこういうのが付属してるもんなんで
このタイプのヤツを使わなきゃ！って思っちゃう方もいらっしゃいます。
でもこのタイプ全部とっちゃって普通の濾過材や吸着剤を投入しちゃってもイイんです！
ぜひお気に入りの濾材で濾過システムを作り上げちゃってください。
さて、そんな外掛けフィルターですがデメリット部分ももちろんあるので紹介を。
≪濾過能力が低い≫
これは機材のサイズ的なもんもありまして、どうしても濾過能力が劣ります。。。
外部フィルターなんかと比べると全然です…
入れられる濾過材の量が違いますので当然っちゃ当然です。
≪引っ掛けられない水槽もある≫
特に多いのは『フランジ』という、水槽のフチとか返しがついてるタイプです。
フランジってこんなヤツです。フタ載せるためだったり強度を高めるためについてます。
これがあると外掛けフィルター引っ掛けられなかったりします…
あと、ガラス厚やアクリル厚が分厚い水槽にも付けられなかったりします。
水槽と言うよりトロ船のような容器で飼育してる人も難しいかな？
あとは球体のグラスアクアリウムにも引っ掛けられなかったりも…
≪見た目が…≫
これはね、、、しゃーないです笑
【まとめると…】
メリット
- サブフィルターとして使える
- 濾過材のアレンジがしやすい
- 安い ←本文で触れてないけど追加で
デメリット
- 濾過能力が低い
- 使えない水槽もある
- 見た目がよくなかったりする
だいたいこんな感じでしょうか。
小型水槽には相性がいいと思いますんで、ひとつ検討してみてはいかがでしょうか～～
