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正しく使えてる?ドーシングポンプについて

#サンゴ水槽#水槽メンテナンスサービス#水槽飼育#海水水槽#自動化

添加剤を毎日正確に測って入れるのは面倒、これじゃ旅行にも行けないよ…そんな悩みを解決してくれるのがドーシングポンプ。

ですがこのドーシングポンプ、意外と知らない注意事項もあります。意識してないと間違った使い方になることも。そうなるとむしろ添加量をミスって崩壊の危険にさらされる可能性もあります。

これから使おうとしてる方も既に使っている方も、一度ドーシングポンプの注意点を見直してみましょう!

始めに、ドーシングポンプとは?

ドーシングポンプ
↑昔から使ってる「Micom Liquid Feeder」もう売ってないですが安くて重宝してました

添加剤を自動添加してくれる機材です。水槽管理の作業を自動化してくれるので、予算があるならぜひ導入したいアイテムです!そのメリットは

①添加量が正確

手動でml単位で添加剤を投入するのは意外と神経使いますが、機械で正確に計量。
※画像のドーシングはけっこうズレますが…汗

②時間設定ができる

添加する時間を設定できます。「1日に何時間おきにどの量添加するか」まで設定できます。
ちなみに画像のドーシングは『018H』となってますが、これは【『01』が添加量=1ml『8H』=8時間おきに】という意味。

③旅行や出張に行っても安心

これが最大のメリットかも。①②の理由で家を空けても管理が可能です!

KamorーX1PRO
↑最近はKamorの『X1PRO』がリーズナブルでオススメ。Kamorは医療用品の出身なので添加量が正確

ドーシングポンプ使用の注意点

そんなドーシングですが、使い方の注意点もあります。

イラストにまとめてみました、1つずつ見ていきましょう~

ドーシング注意点

①電源コードはドリップループをつくる

これはほとんどの電源コードに言えますが…

ドリップループというのは【水滴が電源に到達して漏電しないようにするためのたるみ】です。

ドーシングポンプから添加剤が漏れるとコードを伝ってコンセントに液が到達してしまう可能性があります。

そこでドリップループがあるとそこから先のコンセントまで到達するのを防げます。

②添加剤は濾過槽の水位より低いところに

これ意外と知らないんじゃないでしょうか?

添加剤のボトルは添加する水槽=濾過槽の水位より低い場所にしましょう。

なぜかというと、これが高い位置に置くとサイフォンの原理で添加剤がずっと添加される危険性があるからです。そうなると水槽崩壊不可避です…

③チューブは水に付けない

チューブは水に突っ込まない

添加するチューブは水に付けない・突っ込まないようにしましょう。

これも②と似てますが、水についてるとサイフォンで水槽の水が逆流し続けるのを防ぐためです。

④フタは少し緩める

これも意外と知らなかったりして。添加剤ボトルのフタを完全に閉めて密閉してしまうと液が減るほど真空になってボトルがヘッコヘコになります笑 

少し緩めておくといいです。あるいは小さな空気穴を空けとくといいです。

⑤ドーシングポンプは時々校正する

これは製品によってやり方は変わりますが、定期的に校正作業をしましょう。知らず知らずのうちに0.1ml単位でズレていきます。時間もズレます。

ちなみに冒頭画像の『Micom Liquid Feeder』は校正がメチャクチャ面倒でした…けどKamor『X1PRO』は校正が楽でしたね~

値段だけでなく校正作業やアプリの操作性も製品選びの大事なポイントだと思います!

⑥揚程に注意

これも製品によりますが、ドーシングポンプを設置する高さにご注意ください。揚程の限界があります。

例えばKamor『X1PRO』は揚程=高さ1.5mまでしか液を持ち上げられません。

設置場所に限りがあるなら事前に取扱説明書で確認しておきましょう。

⑦使えない添加剤もある

  • 攪拌=良く振ってから使う添加剤
  • 粘性が高い添加剤(ドロッとしたもの)

この辺りはドーシングポンプが使えません。添加剤毎にドーシング使えるかどうか書いてくれてたりするのでチェックしてみましょう。

【まとめ】

  • ドーシングポンプは添加剤の量と添加時間を設定できる
  • 旅行や出張でも安心
  • 使用においての注意点は確認しておこう

「ちょっとお高いので自力で添加すれば不要!」と思うかもしれませんが、365日毎日それを続けられるか?と聞かれたら難しい人が多いのでは?

こういった作業を自動化できれば旅行もできるし、それがアクアリウムをより長く楽しめることに繋がりますので、一度使っていただければお値段以上の価値を感じてもらえると思います!

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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