ホンソメワケベラ | AQUASCAPE

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ホンソメワケベラ

#クリーナー生体#マリンアクアリウム#水槽メンテナンスサービス#海水魚

ホンソメワケベラ
おそらくペア(撮影地:高知県大月町柏島)

英名:bluestreak cleaner wrasse

学名:Labroides dimidiatus

分類:スズキ目ベラ科ソメワケベラ属

大きさ5~12cm
飼育難易度★☆☆☆☆
価格帯★☆☆☆☆
入手難度★☆☆☆☆
生息地国内:本州以南太平洋、インド洋

クリーナーフィッシュの代表魚。クリーナー生体としてよく紹介される。

大型の魚に寄り付き体表や口内、エラの寄生虫を食べることで共生関係を保つ。

水槽内でもクリーニングの様子は観察可能で少し大きめのヤッコを入れると観察しやすい。

クリーニングを受ける魚は基本的に協力的だが、ベラが粘膜までついばんじゃうことがあるので痛がって逃げられることも…

体全体を通る黒いバンドと白&水色のグラデーションが美しい。

ベラ科の魚の多くに共通する特徴だが同種と激しくケンカするので、1つの水槽に1匹だけにした方がいい。

同じ魚でなくても近縁種も激しく攻撃することもよくある

ホンソメワケベラの後にイエローコリスを入れたらボコボコにされたことがある…全然体色違うのに…

でもホンソメワケベラは鏡を自分と認識できるかを試す『ミラーテスト』で100%を叩き出したこともある賢い魚のようですよ…

あと有名なのがホンソメワケベラに擬態する【ニセクロスジギンポ】ってのがいます。外見は非常に似てて区別しにくいです。

でもニセクロスジギンポは口が下側にあるのでそこに注目すれば見分けやすい。

ニセクロスジギンポはホンソメワケベラのふりをして近づいて魚の表皮をかじり取る悪いヤツです…

でもショップで混ざって売られることはほぼ無い。

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤めたのち独立。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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