採集した魚 飼育 水槽

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採集した生き物は飼えるの?

#マリンアクアリウム#水族館#海水魚水槽#磯採集#飼育難易度

トゲチョウチョウウオ

こんにちは、今回も閲覧ありがとうございます。

AQUASCAPEです。

水槽を始めるといっても、「何を飼うか?」まずその話になると思います。

「でも近くにショップが無いんだよね~」とか

「ネットで調べてみたら魚ってけっこう高いんだ!?」とかとか、、

そんな中、近くの川や海に行くと何かしらの生き物が見つかることでしょう。

「自分でとってきた生き物って飼えるの?」

という内容について少しお話しようかと。

まず先にお答えすると→A.「飼えますよ!」と言っておきます!  でも

ただし…という話ももちろんありまして。

飼える生き物を挙げ始めるとキリがないので、飼えない条件というのをジャンル別にお話ししますね。

【飼えない・飼ってはいけない生き物たち】

≪難易度的に飼えない≫

まずはこれが挙がりますね。
タイトルの「採集した生き物は飼えるの?」ってことに大枠で答えると
近年の機材の進化や飼育ノウハウの確立で昔より多くの生き物が飼えるようになりました。
飼育が難しいと有名な 海の宝石ことウミウシだって飼育してる人もいます。
水族館顔負けのレベルだと思うんですよね~
しかしながら。やはり大自然をこーんな小さい水槽で再現するのには無理があるので、どうしても飼えない生き物はいます。
飼えない要因を大別するとこんな感じかな、

①エサが無い、何食べてるかわからない

アオウミウシ

→ウミウシ、ピグミーシーホース、クラゲ類、etc…
ウミウシは特定のモノしか食べない=専食性が飼育難易度を爆上げしてる要因ですね。
とはいえ↑に挙げた通り食べてるものがわかれば飼育できたりします。
ピグミーシーホースはタツノオトシゴの仲間。タツノオトシゴ自体は飼育できますが、エサの確保が大変で…ピグミーシーホースなんてもっと大変でしょう。
そもそも流通してるの見たことないですが…ダイバーが大好きな生き物ですね~
クラゲも飼育はできますが、エサが大変な例です。

②広さが足りない

フエダイsp

→マグロ、ブリ、大型エイetc…
そのままの意味です、圧倒的遊泳スペース不足…説明不要です

③飼育環境の限界

カイメン類

→カイメン類、深海魚etc
カイメン類は、一部飼育できる種もいるようですが、一般的に水量と循環量的にムリとか言われてます。
特に飼おうとする人間が少なくて飼えないと思われてるだけかもしれませんが…
深海魚も飼育できる種類もありますが、水圧不足や水温を下げきれないなどの理由で飼えなかったりしますね。

ちなみにの話ですが、最近まで飼育ができないと思ってたのが<アマダイ>。
といってもサンゴアマダイとか小型の部類は飼えたりします!
勘違いしていたのは<アカアマダイ>の部類。高級魚として出回ってる魚ですね。美味しいですよね~~

これ、昔聞いたのがアマダイが高級な理由が「養殖ができないから」って昔聞いたんです。
けっこう深場の砂泥底で暮らしてるから養殖が難しいって聞いてたんですよね。
けどこの記事書いてる最中に調べてみたら、養殖成功してるみたいですね!

技術の進化はスゴイ‼ってことでアカアマダイとかも飼おうと思えば飼えるのかもしれません。
水族館では飼育されてるようですしね~

こちらが採集しても飼育難しくてオススメしないって理由でした。

あと他には「採っちゃいけない」「飼っちゃいけない」ってのもあるんですが、長くなるのでこちらは次回に回させていただきますね~

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤めたのち独立。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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