使い分けできてる?添加剤の使い分け
こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます。
愛媛で水槽メンテナンスサービスをしているAQUASCAPEです。
サンゴ水槽で多くの方が使用する添加剤。目的によって様々な添加剤が販売されていますね。
そんな添加剤、使う時に注意したい点についてお話ししようと思います!
添加剤を使う目的
添加剤の多くは特定の成分を補助するために使用します。
海水は様々な成分が一定数量溶け込んで出来ています。いわゆる”塩分”にあたる塩化ナトリウムClNaや塩化マグネシウムClNa、ストロンチウムSrやモリブデンMo、ヨウ素I₂などなど…。
それらの成分はいろんな生き物が消費しますが、特にサンゴはそれらの成分を積極的に消費します。そうすると成分が不足してくるので、添加剤で補填していくわけですね。
※不足を補填するんじゃなくて、栄養塩(NO₃やPO₄)のような不要な成分を除去するアイテムも添加剤です。
なので本来なら試薬で水質測定をして不足がちな成分を調べたうえで添加剤を使うのがセオリーです。
しかし、毎回一つ一つ成分ごとに試薬を使うのは手間だし、そもそも市販の試薬では測れない項目が多いのが現実…常に完璧な水質管理というのは非常に難しいものです…
オススメ添加剤~これ一本で解決~
そんな手間を解決する、筆者も愛用しているオススメの添加剤を一つ紹介。

コチラがTropic Marinの添加剤『All-For-Reef』。KH,Ca,Mgだけでなく微量元素のSrやI₂も全てこれ1本でバランスよく補充できる添加剤です!
粉をRO水で溶かして使用するのでドーシングポンプも使用できる優れもの。ドーシングポンプって添加剤によっては使えないので(液体の粘性によっては不可)これは嬉しいところです。
Tropic Marinはドイツのメーカーでして、どの製品も非常に質が良い!と筆者は思ってます!さすがはアクアリウム先進国のドイツ、そして薬学的にも優秀と聞くのでこういった成分の調整も上手いんでしょうね~
オススメ添加剤だが注意点が…
こちらのAll-For-Reef、オススメではありますが注意点が。
それは全部の製品を1本で添加できるがゆえに、過剰な成分が発生することがあるんです。
水槽の環境と入れているサンゴの種類によって消費される成分は変わります。
例えばKHはガンガン消費するけどMgとCaは全然消費しない…というのはよくあること。そうすると減らないMgとCaは添加剤で増やされ続け、気づけば基準値の倍以上になってる…なんてこともあるかも。
「これ1本で安心!」と言っても、やはり定期的な試薬のチェックはした方がいいです。
成分ごとに個別添加を
なのでそういった成分の偏りが気になってしまう方は成分ごとに添加剤を使用していくと安心です!本来そのように使うのがベターではありますからね。



このように特定の成分だけを補填するものや、いくつかの成分を配合している添加剤も。微量元素は試薬で計測できないものがほとんどなので、それらを配合してある添加剤は便利ですね。
「ウチの水槽はこの成分だけいつも低いんだよな~」という方は成分毎に添加剤を選んで使ってみましょう!
【まとめ】
- 添加剤は不足する成分を補填する、補助の役割
- 1つで複数成分をまとめて添加する商品もあるが、過剰な成分がでないよう注意
- 成分過剰を防ぐなら個別添加で不足分だけ補充すること
まとめて添加は便利ですが、成分過剰の落とし穴にはまってしまうこともよくある事です。成分不足で不調になりやすいと思いがちですが、成分過剰による不調もけっこうあるんですよ~
試薬のチェックは忘れずに!
添加剤を使ってるのに効果が出なくて、更に量を増やして…というのはよくある失敗例です。
不調が見られたときはむしろ添加剤を止めて原因を探った方がいいでしょう。

