アカハチハゼ~パクパク系の愛らしいハゼ~ | AQUASCAPE

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アカハチハゼ~パクパク系の愛らしいハゼ~

#マリンアクアリウム#水槽飼育#海水水槽

アカハチハゼ
撮影地:高知県大月町柏島

英名:Blueband Goby

学名:Valenciennea strigata

分類:スズキ目ハゼ科クロイトハゼ属

大きさ5~15cm
飼育難易度★☆☆☆☆
価格帯★☆☆☆☆
入手難度★☆☆☆☆
寿命1~5年10年くらい生きることも
生息地国内:伊豆半島以南太平洋、インド洋

頭部の黄色に蛍光チックで鮮やかなブルーラインが入る美しいデザインのハゼ。

名前に”アカハチ”と付いてるが赤色は全く入っておらず、名前の由来はあまりわかってない。一説には死んだときに頭部の黄色が赤く変化するからとも言われるが、それはけっこうな数の魚がそうなるのでは…?と思うとイマイチ信憑性に欠ける…。

このハゼの特徴はエサを食べる時に砂ごと口に入れてその中の微生物や有機物を食べる。そして砂だけエラから吐き出すという摂餌方法である。

これを『ベントス食性』と言って、この特徴を持つハゼを【ベントスハゼ】と言ったりする。

他にもミズタマハゼやオトメハゼなどが代表的。それらの中でもアカハチハゼは他より一回り大きくなる印象。

せっせと砂を食べては吐き出す姿は見ててとても特徴的で可愛らしく人気が高い。

アカハチハゼはカラーリングもデザインも良くて筆者はベントスハゼの中でも特にお気に入り。写真のアカハチハゼは海底でジッとしてたら向こうから様子見してきて、その後パクパクする姿を見せつけて去っていきました。カワイイ

そして砂を食べて攪拌してくれることからデトリタスの堆積防止や底砂掃除役としても活躍してくれます。

飼育してみての印象ですが、底砂掃除役と言っても砂の状態が悪いと短命になる印象。

とくにイトヒキゴカイなどが繁殖して砂が塊りになってたりしてサラサラじゃない場合、それでエラが傷付くのかエラが赤く肥大してずっとエラを開いてる状態になり、うまくエサが食べられなくなって弱って亡くなる事例がありました。

砂掃除役として導入するとしても、その前に砂はいい状態にしといてあげましょう。面倒なら上に新しい砂を追加してあげるだけでも違うと思います。

自然下でも水槽環境でもペア化して2匹で泳いでくれることが多いが、同性同士では激しくケンカすることも…

あと砂を口に含んだまま中層を泳いでは砂をまき散らすのでサンゴ水槽だと砂をかけられてしまうのであまりタンクメイトとしてふさわしくないのがデメリット…。ミズタマハゼはあまりそんなことしないんだが…

ちなみにアカハチハゼと見た目そっくりだが体が赤みを帯びるアカネハゼという別種もいます。こちらはけっこう高級魚。ぜひ調べてみてください~

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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