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これで安心!魚を迎えるときの注意点

#マリンアクアリウム#水槽メンテナンス業者#水槽飼育#海水魚

魚を買ったとき、水槽に入れる前に注意すべき点についてお話しを。

水合わせ

これは皆さんご存じですかね?環境が違う水に急に投げ込まれると急変に耐え切れず調子を崩してしまうので、少しずつ水を加えて環境に慣れさせてから導入しましょうというもの。

主に『温度』『塩分濃度』『水質』といったポイントを合わせていくわけです。例えば

  • 水槽にパッキング袋ごと浮かべて温度を合わせる
  • 袋の水を少し捨て、水槽の水を少し入れ…これを繰り返す
  • 袋の水が8~10割ほど入れ替わったら魚だけ水槽にお迎え

皆さん知ってるのだいたいこんな手順じゃないでしょうか?これでほとんど大丈夫です。

基本的に買ってきたパッキング袋の水は水槽に入れないようにします。病気の持ち込みを防ぐためですね。

パッキング袋
↑この袋ごと水槽に浮かべて水合わせ。よくやると思います

水合わせの注意点①病気の持ち込み防止

↑でやり方はだいたい合ってるんですが、注意すべきことが…それが病気の持ち込み。

「袋の水を捨てて病原菌を持ち込まなきゃいいんでしょ?」ってとこなんですが、もう少し踏み込んで。

というのも魚自体に病原菌が潜伏している可能性があるのです。

そのため念には念を入れるなら、1週間ほどトリートメント水槽で薬浴管理するとベストです!

…面倒ですけどね。。ただでさえ水槽でスペース圧迫してるのにさらに様子見のための水槽立てるなんてね…

でも、水槽に病気を持ち込んでしまったら完全除去はほぼ不可能と言えます。ひとたび蔓延しようものなら魚が死んだり何度でも再発したり…とても長い戦いになります。大事なパートナーの魚たちを守るならやって損は無いです。

トリートメント水槽といっても、別に水槽じゃなくたっていいんです。バケツにヒーターとエアレーションで大丈夫です!なぜならトリートメント水槽の水は毎日とか頻繁に入れ替えるからです。じゃないと病原菌が残り続けますからね。

トリートメント中はできればグリーンFゴールド顆粒や銅イオンなどで薬浴しながら1週間ほど様子見て、病気が出なければ大丈夫です。状態次第ではこの時に餌付けも済ませるといいかも。

バケツトリートメント
↑これは採集の写真ですが…こんなバケツでトリートメントしてもOKです

水合わせの注意点②ホントにゆっくり合わせるのがベスト

水槽に浮かべて…といった方法を紹介しましたが、もっと言うならすごく時間をかけて丁寧に合わせた方がいいです。

魚に影響が無い変化量って、温度なら1日±1℃以内、塩分濃度も1日±1‰以内、と言われてます。とても狭い範囲ですが人間と違って本来魚たちはそのぐらいデリケートなんですね。。。

そして、意外と見落としがちなのが水質の中でもpHです。pHの変化が大きいとpHショックが起こるんですが、これが意外といろんな症状に繋がってしまうんですよね。

いちいちpHを測定するのが面倒でしたら、pHをずっと表示してくれるpHモニターがオススメですよ!

フクロウpHモニターAQUAGEEK

そしてこれら温度、塩分濃度、pHを水槽にゆっくり1週間ほどかけて合わせていくためにもトリートメント水槽があると便利なんです。

水槽に入れる前にお見合いしましょう!

水合わせが終わったら隔離ケースでお見合いさせるのがオススメ。

水合わせを終えてすぐに水槽に放つんじゃなくて、まずは水槽内に設置しておいた隔離ケースに入れるといいです。

というのも魚はけっこうケンカします…長いこと水槽で過ごした先住魚はわりと高確率で新しく入る魚を攻撃するもんです…しかも多くの魚種が。ハギやヤッコ、一部のベラは特にですが。ホントに死ぬまで追い回したりしますからね…自然界では常にナワバリバトルをしてるのでしょうがないっちゃそうなんですが…

なのでまずは隔離ケースに入れれば、先住魚が迫ってきても攻撃されません。そうして時間が経つとお互い慣れてきて合流させてもそんなに攻撃されなくなりやすいです。

隔離ケース
↑隔離ケース『ビッグフィッシュハウス』大きいので海水魚でも使いやすい

こちらの隔離ケースは大きいので海水魚でもだいたい格納できます。中の仕切りで2部屋にもできるのでまとめて2匹隔離可能。筆者は餌やりが面倒になるので上蓋はとっちゃったりしますね笑

あと大きいので水槽に浮かべ続けると邪魔ではあるかな…

【まとめ】

  • 水合わせは温度、塩分濃度、水質=特にpHを合わせよう
  • 水槽導入前に1週間ほどトリートメント期間を設けるとベスト
  • 導入前にも隔離ケースでお見合いするとトラブル回避

以上、水合わせでした。面倒ですがせっかく買った魚をすぐに★にしてしまうくらいならやった方が絶対にいい作業ですね。

これやるだけで導入後すぐに死んだ魚の原因を一つ減らすことが出来ますから。

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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