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何が違うの?!水流ポンプの選び方

#サンゴ水槽#マリンアクアリウム#水槽メンテナンス業者#海水魚#飼育難易度

水流ポンプにも形状によって特徴が変わります。目的に合わせて用意するのがベストですので、それぞれの特徴と目的によって水流ポンプを選ぶポイントを紹介します!

サンゴの飼育を目的にするなら

サンゴはそれぞれに好きな水流が違いますので、造波モード付の水流ポンプがオススメです!

LEVIATHAN(リヴァイアサン)-ZOOX

リヴァイアサン
↑ZOOX『リヴァイアサン』これ一つでだいたい解決できる

いきなり最高峰の水流ポンプの紹介になりますが、こちらの商品は様々な造波モードの設定とパワーの設定が可能です。

特にパワーについては1~100%まで細かく設定が可能。ここまで設定できるポンプって少ないんですよね~

そのうえ水流の範囲が太いので、水槽全体に水をいきわたらせやすいです!

他にもWi-fi管理、エラー検知をメールでお知らせなど様々な機能が備わってます!これがあればLPSからSPSまで、ほとんどのサンゴに対応してます。

小型水槽にはオーバースペックですが、それでもパワーを1%にまで落とせるので多くの水槽に対応可能です!

NEROシリーズ-AI(Aqua Illumination)

NERO正面
NERO横画面
↑NEROシリーズ。モデルが3つほどあります

コチラもアプリで細かく造波モードや時間の設定が可能なシリーズ。

そしてNEROシリーズの特徴は”薄い”ことです!水槽内での存在感をなるべく消せるし、レイアウトの邪魔になりにくいです。この点はリヴァイアサンより優れているかと。

あとポンプ自体の向きも少しだけ変えれます、少しですが…笑

アプリは基本英語ベースなのでちょっと設定は難しいかもしれません…

MPシリーズ-EcoTech Marine

MPシリーズ

コチラのポンプ、他と違った唯一無二とも言える特徴があります。

それがインペラを回すモーター部分が水槽の外にあることです!画像の左側、そこにモーター部分があります。普通のポンプより水槽外の部分が大きいのがわかるでしょうか?

これ普通に考えると「水槽から飛び出る部分が邪魔だしデザイン性悪くない?」と思うかもしれませんが…実はこれは大きなメリットがあるんです。

それがモーターが発する熱で水温が上がるのを防げることです

こんな水流ポンプ1つの発する熱って大したこと無いでしょ?と思うかもしれませんが、これがけっこうネックになってくるんですね。

関連記事に「損失熱量」の回を載せてますが、機材が発する熱はけっこう水温に関わります。そして水槽は水温を上げるより下げる方が難しいです…

なのでこの特徴は他にはないメリットなんですよね!

水槽全体に水を回すなら

サンゴを飼育するための水流として↑を紹介しましたが、次はサンゴだけでなく水槽全体に水を流すことが得意なタイプの紹介です。

MJシリーズ-Maxspect

Maxspect-MJ

いわゆるバータイプの水流ポンプ。これはパワーが高く水流範囲が広いのが特徴。水槽全体に水流を生み出せるので特定の生物のための水流というより全体を循環させる水流を作れます。

LEVIATHAN-ZOOX

リヴァイアサン

バータイプじゃないけど↑で紹介したリヴァイアサンなら、全体に水を流すことが可能です!いわゆるタル型ですが水流を起こせる範囲がとても広いんですよね。なのでコチラの水流ポンプも設定で全体に水を流すことが可能です。

なお、どちらのポンプも造波モード設定はあるのでコチラのポンプでも勿論サンゴ飼育向けとして使用できます。

止水域を無くすなら

水槽を設計するうえで大事なのが止水域を作らないこと。止水域は汚れが溜まったり病気などトラブルの発生源になり得るので、これを作らないように水流を考えるのが重要。しかしこれがなかなか難しいんです…

しかし次のポンプは特定の部分の止水域を解決することができます。

EcoWave-AQUAGEEK

エコウェーブAQUAGEEK

この変わった形状、これは水流を上向きに流せるポンプなんです。

水槽の底付近、水流が届かない止水域になりそうな場所に配置すればそこの流れを改善できます。

それに水面の揺らぎも作れたりと海水水槽ではけっこう便利なアイテムです。

番外編:水槽の吹き出し口に使えるアイテム

自動水流回転
↑メーカー名が不明…ネワウェーブだった気がするんだけど…

これは外部フィルターやOF水槽の吹き出し口に取り付けるアイテム。これを付けると吹き出しの水がゆっくり回転するようになるんです。

なので水が一カ所にずっと出てくるんじゃなくていろんな方向に水を流すことで止水域が生まれにくいようにしてくれるんですよね。

いいところは電力が要らないので、余計な電気代がかからないことですね笑

それと、ここでは画像の掲載は控えますが、ブルーハーバーさんのシースワールもOF水槽の吹き出し口を自動で首振りしてくれるアイテムです、筆者は使ったこと無いですが面白そうだしけっこう有効なアイテムだと思うんですよね~

【まとめ】

水流ポンプはとりあえず、ではなく目的によって使い分けるといいです!

  • サンゴ飼育なら→造波モード付
  • 全体に水流を生み出すなら→バータイプ、ハイパワータイプ
  • 止水域を解消→エコウェーブ

値段も特徴も様々な水流ポンプですが、それぞれの特徴・メリットを考えて選んでみましょう!

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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