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水の硬度~GHとTH

#水槽メンテナンス#水槽メンテナンスサービス#水槽飼育#水草水槽#淡水水槽

水の硬度。一般的にも『軟水』『硬水』と聞くので馴染みはあると思います。

海水の硬度は高すぎて測れませんので、あまり触れてきませんでしたが

アクアリウムをする上ではよく聞くワードなので解説。

GH

総硬度。General Hardnessの略。ドイツ硬度と言われる。単位は”°dH”

硬度とはカルシウムイオンCa⁺⁺とマグネシウムイオンMg⁺⁺の総量を表す。

イオンとか言ってるけど簡単にCaとMgを測ってという認識でOK。これらをいわゆる”ミネラル”と言っている。

多くの水草水槽では軟水(GH1~3°dHくらい)が推奨される。

エビはカルシウムがあった方が殻を作るのに最適なので、それより高いGHが理想とされる。
(ただし厳密にはGHはカルシウムCaの値ではなくCa+Mgの値なのでGHが高いからと言ってCaが高いとは限らないことに注意)

TH

全硬度。Total Hardnessの略。

ドイツ硬度のGHの方がアクアリウムでは馴染みがあるが、呼び方が違うだけでGHもTHも同じことを言っている。

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤めたのち独立。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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