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カルシウムリアクターorドーシングポンプ?

#リーフタンク#水槽メンテナンス業者#海水水槽#添加剤

自然の海

こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます!

四国の水槽メンテナンスサービス、AQUASCAPEです!!

前回カルシウムリアクターについてお話ししました。

その中で「カルシウムリアクターが馴染みない」って感じの話をしました。

近年は小型水槽で飼育ができるようになってリアクターを見る機会が減ったこと以外にも

「ドーシングポンプで添加剤管理」というのも増えてきたからです。

そこで【カルシウムリアクターとドーシングポンプ、実際どっちの方がいいの?】って部分のお話です!

小型はドーシング、大型はリアクターがベスト!

↑の疑問について先に回答するとコレになります!

小型~60cm水槽ぐらいまでのサイズならドーシングポンプによる添加剤管理がいいでしょう。

それ以上のサイズだとカルシウムリアクターの方が結果的に安く済むでしょう!

ただ60cmでもOF水槽でSPSもギッシリ入ってるならリアクターがいいかな?って感じ。このあたりが境目かな。

その理由ですが、先にリアクターとドーシングのメリットデメリットを整理してみると

リアクターのメリットリアクターのデメリットドーシングのメリットドーシングのデメリット
Ca,KH,Mgなど一括添加調整難しい調整カンタン添加剤毎に設定必要
ランニングコスト安い初期費用高い初期費用安いランニングコスト高い
メディア1つだけ機材大きく設置スペース大きい機材小さく省スペースたくさん添加剤必要

ざっとまとめますとこんな感じです!

カルシウムリアクターの場合

  • 小型水槽には取り付けが難しく、過剰な設備
  • 大型水槽だと設置しやすく、メディアも添加剤より長持ちなのでランニングコストが下がる

ドーシングの添加剤管理の場合

  • 小型水槽であれば添加剤の使用量も少ないので、買い替え頻度少なめ
  • 大型水槽だと添加剤の消費量が多く頻繁に買い替えが必要

そんな理由で小型水槽ならドーシングポンプ、大型水槽ならカルシウムリアクターを選ぶのがいいと思います!

また大型でも成分の消費が少ないLPSなら添加剤管理で十分かもしれませんね。

ただLPSでも成長が早くどんどん骨格を造る種類もあるので、その種が多い水槽はリアクターもありでしょう!

ハナサンゴなどユラユラ系のLPSはスイッチ入るとけっこう成長してポリプ増やすので、しっかりCaやKHを添加してあげると楽しいです!

スターポリプとハナブササンゴ
右上のハナブササンゴは1年で3~4ポリプほど増えてました

この記事の著者

AQUASCAPE

首都圏でアクアリウムの大手メンテナンス会社に勤務し2000回以上のメンテナンスを経験。
アクアリウムの魅力を広げるため初心者向けのコンテンツからディープな話まで幅広く情報発信をしている。
個人宅の水槽からオフィス・クリニックの水槽まで、前職の経験に基づいたアドバイスを提供していきます。
1991年生まれ。

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