PPFDとPAR~ライトの用語
PPFD
PPFD(Photosynthetic Photon Flux Density)
光合成光量子束密度。
【光合成に必要な光がどれだけ届いているか】を測っている。
元々は植物の光合成の研究で使われていた指標。
PPFDの前にPPFという指標があり、これは『光源から光合成に必要な光がどれだけ出ているか』を測っていた。
対してPPFDは『ある範囲内に届くPAR範囲内の光の量』を測定している。
なのでPPFは与える側、PPFDは受け取る側の指標です。
PARとPPFDは似ていますが、PPFDの方が実際に届いて活用できる量を示していると言える。
サンゴの飼育ではこのPPFDが重要。
PAR
PAR(Photosynthetically active radiation)
光合成有効放射量。
【光合成に必要な光の量】を測定している。
光合成に使える光が400~700nmの波長。可視光の範囲と似ている。
厳密にはPPFDとは違うが、ほぼ同じと認識しておいてOK。

