損失熱量の話
こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます!
愛媛の水槽メンテナンス業者、AQUASCAPEです。
今回は意外と知らない損失熱量についてです。
損失熱量とは?
損失熱量とは『水槽に使ってる機材が発する熱のこと』です!例えば
- ライトの照明が発する熱
- メインポンプや水流ポンプが発する熱
とかですね。ほとんどの機材が何かしらの熱を発してます。
ポンプなど回転する部品はけっこう熱を発しますし、
ライトは直接水温を上げたりします。
なのでこれらの機材が水温を勝手に押し上げてしまってるんですね…
普通に機材を稼働してると水温は上がりがちになります。。
その点ではアクアリウムは夏場より冬場の方が温度管理はラクかもしれません。
損失熱量とクーラー
この損失熱量、どんな時に考慮すべきものかというと
『クーラー選び』の時に重要になってきます。
【クーラーは1サイズ大きいものを選んだ方がいい】と言われますが、それはこの損失熱量のことも考えてそうした方がいいということですね。
クーラー自体がかなりお高いので、ついついギリギリのサイズを買ってしまいがちですが
損失熱量を考えずに買ってしまうと全然冷やしきれず、せっかく買ったクーラーが役立たずになってしまうことも…こうなるとホントにもったいないです…。
それにクーラー購入時点から更にライトや水流ポンプを追加することも十分考えられますので、
クーラーはあらかじめ大きいサイズを検討してもらった方が安物買いの銭失いにはならずに済むでしょう。
損失熱量はどうやって計算する?
これは各機材の消費電力(W数)や稼働時間などから計算していくんですが、
かなりややこしい計算になります。。。
そんな時に便利なのが↓のサイトです。
ゼンスイ株式会社:クーラー選定・計算式https://www.zensui.co.jp/products/cooler/cooler_search.html
こちらは水槽用クーラーと言えば!のゼンスイ株式会社さんのサイトです。
こちらで水槽サイズや使用する機材の消費電力を入力すれば
損失熱量を考慮した最適なクーラーを提案してくれる、非常に役に立つサイトです!
こちらのサイトで提案されるサイズのクーラーを選んでおけば間違いないです!
余裕があるならそれの1サイズ上のタイプでもいいでしょう、クーラーに関してはオーバースペックになっても問題ないと思います。
【まとめ】
- 損失熱量は機材が発する熱
- クーラー選びの時は損失熱量も考えよう
- クーラー選びはゼンスイ㈱のサイトが便利!
以上が損失熱量の話でした。機材が発する熱、実はけっこうすごいです。
侮らないよう、お気を付けくださいませ~
